根拠はない

マイティースイズデリシャス

エモーショナルナイト

関ジャニ∞さん関連のアカウントでは個人的なことを書かないという決まりを作っていたのですが、このエモーショナルな気分に任せて色々書きました。正気になったとき、いきなり消すかもしれません。すべてが戯言です。

 

もうすぐ3年になりますが、わたし実はけっこうしんどい環境にいるんですね。たまに実家に戻ったりすると、あれは悪い夢だったんじゃないか、違う星の話なんじゃないかって思ってしまうくらい。ただこれは自分が選んだことですし、まあまあ何とかやっているので問題はないです。

それでもいくら自分が選んだこととは言え、知らず知らずのうちに息切れがしてしまうこともあるようです。そんなときに関ジャニ∞さんたちを知りました。そこでわたしはまた自分でも気が付かないうちに、日々のしんどさを開放する鍵を完全に関ジャニ∞さんたちにアウトソースしてしまったようです。どんなに疲れた日でも関ジャニ∞さんたちを眺め、笑って、悶て、元気を取り戻すのです。関ジャニ∞さんたちは完全にわたしの縁です。

 

それからしばらくして渋谷さんの件がありました。その報を見たときに頭がキンっとしたこと、休日だったこと、それからずっとベッドで一日中ベソベソしていたことを覚えています。丸山隆平さんはどんな気持ちでいるのだろうか、と考えるだけで心臓が潰れそうでした。そしてアイドルはいち職業であること、転職だって可能だということを思い知ったのでした。そりゃあそうです、転職を繰り返す野生の社会人ことわたしが、他人がひとつの職を全うすると信じ込む、または転職の可能性を1ミリも考えないなんて。わたしはどれだけ彼らを神聖視していたのか。

人間は過ちを繰り返しますが、それにも限度があります。わたしは過ちを繰り返しまくる人間で、まったく学びがないのは改善するべき点だと常々思ってはいるのです。6人がずっと関ジャニ∞でいると、それ以外の道はないと思いこんでいました。

 

今日の大切なお知らせは、その瞬間までポジティブな内容であると信じて疑ってませんでした。だって関ジャニ∞さんたちがそんな辛いお知らせをするわけがない。単に新規だから、週刊誌やあらゆる情報を得ることが難しい環境にいるから、十五祭にも行けず生の関ジャニ∞さんたちを見ていないから、なんて、言い訳でしょうか。単純に自分の内側を覗くのに必死で人の感情を考えることが苦手だからかもしれないですね。

今回その内容を目にしたとき、体の真ん中が20センチくらいの円柱になって抜けるような感覚がありました。それは渋谷さんのときとは違うものでした。咀嚼することも、捨てることもせず、ただその言葉として受け取りました。錦戸さんがいなくなるとはどういうことなのかはさておき、それで関ジャニ∞は次にどんなことをしてくれるのか、それだけを知りたいと思いました。だって関ジャニ∞さんはわたしに幸せをくれる人たちなのですから。現実逃避でしょう。

 

だって錦戸さんがいなくなるということは、丸山隆平さんにおぶわれて体重を推測されるような場面も、いっこにこにこを照れながら歌い泣いてしまうような場面も、言葉足らずだった丸山隆平さんの考えを慮ってフォローしてくれる場面も、これからは円盤かHDDからでしか見られなくなるということですよね。

関ジャニ∞からいなくなるということは、丸山隆平さんからちょいちょいインド人扱いされることがなくなり、お弁当の中身で喧嘩することもなくなり、世界一かっこよくベースを弾く丸山隆平さんの隣でギターを弾くことができなくなるということですよ。みんなの真ん中で歌うことができなくなるということですよ。ちなみに今回のことによって業火の丸山担として他のオタクよりリードしていた錦戸さんですが、これからはメンバーというアドバンテージがなくなりますね。ふん!

 

どうも本件は今年の3月には固まっていたみたいですね。それなら、映像でも5人の落ち着いた態度も腑に落ちます。きっと飲み込む時間が充分にあったんでしょう。前回は渋谷さんの決意から早々に会見があったため彼らもまだ納得しきれていない状態で世に出ることになり、わたしは生の彼らの声を聞くことができてよかったと思っているのですが、少し古風な考え方をお持ちの彼らが、もっと男らしくどっしりとみんなを引っ張っていかなければいけなかったのに!と考えていてもおかしくないですよね。ふふ、同じ過ち(彼らなりの)を繰り返さない関ジャニ∞さんたち、かっこいい。

それにしても、いきなりの47都道府県ツアーのお知らせ。行けるかは分かりませんが、わたしはとても嬉しいです。舞台、国際的な大きなイベントのキャスター、映画、大きな仕事を抱えてのツアーは体力的に大変かと思うけど、わたしは5人の関ジャニ∞さんたちがどんなんかを早く知りたい。錦戸さんがいなくなってしまう事実を変えられないなら、その後どうなるのかを早く知りたい。そして安心したい。

 

永遠の初期衝動、愛おしい反抗期が過ぎた関ジャニ∞さんたちはとてもマチュアなグループになったなあと思います。落ち着いた若頭がきっと上手く周りを巻き込んで、やり繰りしていくのではないかなと見ています。安定感のあるドラマーとしてメンバーの背中を見てきた甘え上手な末っ子が、一蓮托生コンビをバックにつけて、ふわふわ山田を上手いこと操縦しそうな図が目に浮かびます。すごい、かわいい。

今錦戸さんがどのような表情をしているのか、一介のオタクがうかがい知ることは不可能だし、今回のことを錦戸さんが語ることは今後ないかもしれない。でも彼が望んだ方向に進めばいいなと心から思ってるのは本当。動画の中で名前を出さなかったことになんらかの意味があるのかもしれない、ないのかもしれない。憶測をして気分を落とすのであれば、わたしは関ジャニ∞さんたちが、錦戸さんが、渋谷さんが、いい感じになれば嬉しいなと思ってます。

まあ色々なことを考えるけど最終的にはいつも、丸山隆平さんが笑っててくれることが一番だなって結論で終わります。今回もそう。考えたくないけど、もし万が一丸山隆平さんが……ということになったらわたしはどうなっちゃうんだろう。これ書いてるだけで目が潤んできてしまうので止めましょう。あまりにもすべての喜びを関ジャニ∞さんというか、丸山隆平さんに寄りすぎるのは危険なんですよね。わかってるけど、なんでこんなに魅力的なんでしょう。抗えない……。

 

関ジャニ∞15年間、アイドルという職業はジュニアの頃からだからもっともっと長い期間。転職しまくりのわたしは一つのことをずっと続けるのが苦手なので、とても尊敬します。人生って一つの場所に長く居続けるには短すぎるのよね。欲張りだからもっと面白い景色があるんじゃないかって冒険したくなっちゃう。どこかで、錦戸さんの新しい冒険の記録を見せてもらえたら嬉しいな。

もちろん、長く続けることでしか見えない景色があることも本当だと思う。わたしは飽き性だから自分じゃ見ることができないけど、関ジャニ∞さんたちについて行けば見られるんじゃないかって期待してます。