丸山隆平さんを満月の夜の湖みたいと書いたことがあります。
丸山隆平さんて、なんとなく包容力があるというか安心感があって、特に目元からおデコにかけての大人の優しさ柔らかさったらまるで満月の夜の湖みたいです。たまに良い風がふいて水面をゆるゆるさせるので、湖面の月も揺れて形をぼやかせるんです。丸山隆平さん、静かにボートを漕ぎ出しましょう。
ゆるゆると優しい風が吹いて柔らかく水面が揺れて映るお月さまも揺れて、湖は濃藍で深い。丸山隆平さんにどちらかというと寒色な藍色のイメージがあったのはわたしが丸山隆平さんを好きになった当初からで、それは横に長い奥二重の瞳の涼やかさやどこかシンとした印象を受けていたからで、また紺色ではなく藍色なのは藍色にはほんの少しだけマゼンタが入っているようで紺色に比べて温かみを感じる色に見えるからです。
ただ、そのうちに丸山隆平さんに藍色のイメージから深い緑色になってきたように感じることが増えてきました。夜の湖から深い森のイメージになりました。
5人になってしばらく経ってからだと思います。推敲してからと思いツイッターの下書きに入れていたのですが気づいたら消えていたので時期は分かりません。
さて話はかわり、昨日までワンチャンフェス当日に2日ほど追加して9月の夏休み、初めての熊本旅行を満喫してきました。関ジャニ∞さんのフェス参加がなければなかなか縁のなさそうな土地です。
わたしは旅行先で土地の民芸品や工芸品を手に入れることが好きです。
好みの食器を使っていそうなカフェを数件巡りお店の人にどういったところで熊本産の陶器を手に入れられるのかを聞きながら、けっきょく窯まで行くことはできずインスタでみつけた2店舗を周るにとどまりました。
2店舗目でみつけたマグカップ。前置きが長くなりましたが、これの話をしたかったのです。
わたしの中の丸山隆平さんのイメージと丸山隆平さんへの願いが形になったようなマグカップです。
飴色と藍色がきれいに深い色をみせています。
飴色がオレンジ色を背負いアイドル活動をしている丸山隆平さんだとしたら、その下の藍色はアイドルではない丸山隆平さん。
わたしの見ることのできる丸山隆平さんはただ口縁の部分だけ、濃藍の胴から底への深さを知ることができない。
だけどマグカップをよく見てみると口縁だけであった飴色が藍色に溶けてほのかな彩りを足し、胴の部分を藍色からさらに深みのある緑色にしているのです。わたしにとって深緑色は藍色よりも柔らかい色です。
もし丸山隆平さんのアイドル活動が、アイドルでない部分の丸山隆平さんをより柔らかく優しいものになるような影響を与えているのだったらこれ以上幸せなことはないなと思いますし、そうであることを祈っています。
このマグカップは大分県の作家さんによる物でしたが出会ったのが熊本県なのでわたしにとっては熊本のお土産です。とても良い出会いに恵まれて帰宅してからも嬉しくマグカップを眺めています。